【体感3倍!?】初めてスラッグ弾を撃ってみた感想|反動・命中精度・注意点まとめ

今回は、「初めてスラッグ弾を撃ったときの感想」をリアルにお伝えします。

これからスラッグ射撃を始めたい人や、

「上下二連でも撃てるの?」
「反動はどのくらい?」


と気になっている方の参考になれば幸いです。

目次

自分の環境と使用銃について

私は2025年6月に猟銃所持許可を取得し、狩猟免許は同年10月に取得しました。
これまでクレー射撃を3回ほど経験し、散弾の反動や扱い方には少しずつ慣れてきたところです。

使用している銃は、上下二連の散弾銃(チョークなし・平筒)。
狩猟でも静的射撃でも使えるオールラウンドなタイプです。

使用銃:SKB 600(中古で5万円くらい)

スラッグ弾って高い…?値段にびっくり

今回使用したスラッグ弾は、
10発で2,500円。
正直「高いな」と感じました。

散弾の場合は50発で3,000円前後なので、
単価で考えるとスラッグはかなり割高です。

1発ごとに「外せない」というプレッシャーを感じるのも、この価格のせいかもしれません。

初スラッグ射撃の舞台は「長瀞射撃場」

射撃を行ったのは埼玉県の長瀞射撃場。
スラッグ射撃用の静的射撃場があり、
50mのターゲットに向けて撃つことができます。

この日は晴天。
初めてのスラッグ射撃に少し緊張しながら、いざ引き金を引きました。

想像以上の反動!体感では散弾の約3倍

最初に撃った瞬間の印象は、
「反動がエグい!」の一言。

散弾のときと比べて体感で3倍ほど強い反動があり、肩にドンと衝撃が伝わります。
ただし、しっかり頬付けと構えができていれば痛みはほとんどなし。

逆に、スコープを使っていたり、
メガネをかけている人は注意が必要です。
構えが甘いと、スコープやメガネが顔に当たってケガをする可能性もあります。

命中精度:50mで狙えるのか?

的までの距離は50m。
最初の1発は的の上部に着弾。
2発目で少し下を狙うように修正したところ、ほぼ中央に命中しました。

平筒の上下二連でも十分な精度が出ることを確認。
思っていたよりもまっすぐ飛ぶ印象です。

続けて撃つと「引き金が怖くなる」!?

5発、6発と撃っていくうちに感じたのが、
「トリガーを引く瞬間の怖さ」。

反動が強いぶん、体が無意識に構えてしまい、
引き金を引く指が少し震えます。
これはスラッグ射撃あるあるかもしれません。

反動をコントロールするためには、
体の軸をしっかり固定して撃つ練習が大切だと感じました。

スラッグ射撃を体験して感じたメリット・デメリット

【メリット】
• 命中精度が高く、狙撃感覚を味わえる
• 弾道が安定していて、狩猟の練習にも最適
• 一発ごとに集中力が高まる

【デメリット】
• 反動が強く、連射がきつい
• 弾が高価(10発で2,500円前後)
• 慣れるまで体に力が入ってしまう

スラッグ射撃は、クレー射撃のような爽快感というより、「一発の重み」を味わう競技。
まさに“狩猟に向けた精度の訓練”という印象です。

これから初猟に向けて

今年から初めての狩猟シーズンに挑戦する予定です。
動的なスラッグ射撃(動く的を狙う)にも興味があるので、また練習を重ねていきたいと思います。

特に、鹿や猪の止め撃ちではスラッグ弾の精度が問われるため、
今のうちに構え・反動の受け方・照準の感覚をしっかり身につけておきたいところです。

初めてスラッグ弾を撃つ方へアドバイス

最後に、これからスラッグ弾を撃ってみようという方へ。

1. 最初は静的射撃で練習する
 動的射撃よりも、まずは反動に慣れることが大事。

2. 耳栓・頬付けは必須
 反動と爆音で驚くので、初回は特に安全対策を。

3. スコープやメガネ使用者は注意
 顔に当たる危険があるため、構え方を確認してから撃ちましょう。

4. 1発ごとに休憩を取る
 連続で撃つと肩に負担がかかるので、ゆっくりリズムを整えて。

まとめ:スラッグ弾は「怖いけど楽しい」

初めてのスラッグ射撃は、
「恐怖」と「興奮」が入り混じった貴重な体験でした。

散弾とはまったく違う世界でありながら、
自分の射撃技術を次のステージへ引き上げてくれる感覚があります。

これからスラッグ射撃を始める方は、ぜひ一度体験してみてください。

反動に驚くかもしれませんが、
その一発に詰まった「重み」と「精度の世界」にハマるはずです。

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この記事を書いた人

狩猟・猟銃・ガジェット・アウトドア関連の情報を発信中!道具や装備レビューも投稿していきます。

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